お役立ち情報
2025.10.16
猫ちゃんの秋冬健康維持法あれこれ
🐱 秋〜冬の室内飼い猫ちゃんの健康維持法
🌡️ 1. 室温・湿度の管理
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理想温度:20〜24℃
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湿度:45〜60%(乾燥しすぎ注意!)
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猫は快適温度の変化に敏感で、寒いと丸くなって寝る・毛を逆立てる・動かなくなるなどのサインを見せます。
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暖房を使うときは、加湿器や濡れタオルで乾燥を防ぐ。
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電気毛布やホットマットは自分で出入りできる構造にして、低温やけど防止を。
🛏️ 2. 寝床・居場所の工夫
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猫は暖かくて狭い場所を好むため、
→ ドーム型ベッドやブランケットでこもれる空間を用意。
→ キャットタワー上段や棚の上にふかふかマットを設置。 -
床冷えを避けるため、段ボール+毛布でも十分保温効果あり。
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窓際の寝場所は冷気が強いので、断熱シートやカーテンで調整。
🍽️ 3. 食事と水分補給
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冬は水を飲む量が減る → 腎臓や尿路トラブルのリスク増加。
→ 常に新鮮な水を用意(ぬるま湯がおすすめ)。
→ 給水器+ボウルの併用で好みを探る。
→ ウェットフード・スープ・茹で汁を足して自然に水分補給。 -
寒くて動かない猫は肥満注意。体重・体型を見ながら食事量を微調整。
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高齢猫には、温めたフード(香りUP)で食欲を刺激。
🧼 4. 被毛・皮膚ケア
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冬は乾燥と静電気で毛玉・フケ・かゆみが増える。
→ ブラッシングを週3〜4回。毛流れを整え、血行を促進。
→ 被毛の潤いを保つため、オメガ3脂肪酸入りフードやサプリも効果的。 -
シャンプーは冬場は控えめ(必要時のみ)。
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暖房による乾燥を防ぐため、保湿ミストや環境加湿を意識。
🐾 5. 室内運動・遊び
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寒くなると動かなくなり、運動不足・肥満・便秘につながる。
→ 1日2〜3回、5〜10分ずつでも狩り遊び(釣り竿・ボールなど)を。
→ 猫の運動欲を刺激する高低差のある環境(キャットタワー・棚)を。 -
運動後に軽く撫でてあげると、筋肉が温まり血行もよくなる。
❤️ 6. 健康チェック
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冷えは腎臓・膀胱・関節に負担をかける。
→ トイレの回数・尿の色・量を毎日確認。
→ 足取りがぎこちない、ジャンプを嫌がる場合は関節痛の可能性。 -
食欲・毛づや・呼吸・目の輝きに変化がないかも要チェック。
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シニア猫は定期的に血液検査(腎臓・肝臓)を受けると安心。
🌞 7. 日光浴と空気環境
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日光浴で体温維持・免疫力・気分安定。
→ 日中にカーテンを開けて、日なたスペースを作る。
→ 直射日光が強いときはレースカーテン越しに。 -
暖房で空気がこもるので、1日2〜3回の換気を。
→ 窓を開けるときは猫が脱走しないように安全対策を。
🧘♀️ 8. ストレスケア
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静かな環境を好む猫にとって、冬の暖房機器や人の動きがストレス源になることも。
→ 「逃げ場所」や「一人で落ち着ける空間」を確保。
→ 優しく声をかけ、スキンシップを日課に。 -
フェロモン系スプレーやリラックス用BGMも効果的。
🧤 9. 特に注意が必要な猫
| 状況 | 注意点 |
|---|---|
| シニア猫 | 冷え・関節痛・腎臓負担に注意。寝床の保温強化を。 |
| 短毛種(例:アビシニアン、シャムなど) | 防寒性が低い。ブランケット必須。 |
| 子猫 | 体温調整が苦手。暖かい空間を一定に保つ。 |
以上、参考になさってください。


